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ニュースレターの目標

牧師と働き人への援助のお願い!

極東ロシアでの
フェイス・イン・アクション・トレーニング・コース
(以前のフェイス・イン・アクション聖書学院)
ウラジオストック、ロシア
信仰ミニストリーズのニュースレター2007年1月

ノエル・モーリス

国を変えていく、1人づつ

 フェイス・イン・アクション・トレーニング・コース(FIA)の生徒を紹介したいと思います。5人は、ついこの間卒業して、ミニストリーに送り出されたばかりです。あとの生徒は、数ヶ月の間、実践の伝道実習をして、2月の末に再び授業に戻る予定です。彼らの証しを通して、1人づつ、イエス様がどのように彼らの人生を変えられたかを垣間見ることが出来ます。 神は彼らの心を変えられ、FIAでは、彼らに神ご自身とそのみ言葉を実践的な方法で、さらによく学ぶことのできる場を提供しています。それによって彼らが出て行き、祖国、ロシアを変えていくのです。
 神の御心は、私たちが世界宣教を支えていくことです。神は、あなたと私が福音によって変えられるために、御自分のひとり子を惜しまずに、歓迎されないこの世に、天から遣わして下さいました。変えられた私たちは今、同じように、私たちの世界が変えられることに対して責任があるのです。

 −ひとりを助けることによって、ひとりが変えられる−もと宣教師であった、ひとりの婦人が、FIAを支援する為に、毎月20ドルを送ってくださってす。彼女は何年間も、この支援を続けて下さっていますし、又祈ってくださっています。このような忠実な支援によって、FIAが若いロシアの青年たちを、将来のクリスチャン指導者に育てる働きを続けることが出来ます。あなたも、神が極東ロシアにおいてなされている働きの一部に、加わってくださいませんか。もっともっと人生が変えられていくために、あなたも、祈り捧げてくださいませんか。

神の国に投資するチャンス

 1年以上も前から、ディマ兄のニュージーランド留学のことについて、ニュースレターに書かせてもらっていますが、彼は1994年に卒業した、FIAの最初の卒業生の一人です。それ以後彼は、教会を牧会し、その後何年間かFIAの学長を務めました。
 ビザ申請の書類、手続きの遅れなどのトラブルがありましたが、やっとこの2月から、ニュージーランドのタランガにあるフェイス.バイブル.カレッジに、1年間留学することができそうです。彼の飛行機代のために、まだあと2000ドルほどの必要がありますので、もし皆様の中で、このために捧げてくださる方がいれば、すぐに私に知らせてください。

生徒たちの活動
 先学期、生徒たちは金曜日の夜の祈祷会を始める手伝いをしました。また、彼らはいくつかの集会で奉仕をして、子供の伝道や牧師たちの手伝いをしました。又若者たちと一緒に、街角で路傍伝道もしましたし、ある集会ではユダヤのダンスをおぼえて披露しました。ウラジオストックに雪が降り、冬が到来するころ、5人の生徒が卒業式を迎えました。12月15日に彼らは1年間の学びを終え、働きの場へと、恐れながら、しかし神と共に踏み出し、驚くべき体験となるであろう。

変えられた人生の証し

エレナ(30)
 私の今までの人生は、私が願っていたのとは少し違いましたが、神の奇跡で満ちています。私は23歳の時、刑務所に入り、何年かそこで過ごしました。その刑務所で、私はイエス様を私の救い主として受け入れ、水のバプテスマを受け、聖霊のバプテスマも頂きました。イエス様が、「私の神はどこにいるのか。神はいったい何をされているのか。」という私の人生の疑問に答えを与えてくださいました。私の人生は、この答えをずっと探していたということに気がつきました。しかし、刑務所から出たとき、そばにいて主にあって成長することを助けてくれる人がいなかったので、この世の誘惑に立ち向かうことが、とても困難でした。そして、私は、不品行の罪で失敗してしまいました。けれども、憐れみ深い神に、本当に感謝します。去年3月から5ヶ月間、ボイコエ村の生ける神の教会のリハビリセンターで過ごしました。そして、9月からFIAの神学校で学んでいます。

ナタリア(23)
 私は、2004年10月に、イエス様を私の主、救い主として受け入れ、ポグランチ二ーある生ける神の教会に通い始めました。それからしばらくして、私は洗礼を受け、私の牧師が勉強するために、神学校に送ってくれました。9月からFIAの神学校で学んでいます。神様は私に詩を書くという賜物を下さいました。私は歌うことと詩を書いて、教会で賜物を生かして仕えています。私は神をもっと深く知り、私自身がこの良い福音をこの世に伝える為によく備えをしたいと願っています。

ラリサ(22)
 私は、大家族の中で生まれ育ちました。高校を卒業してから、短大で経理を勉強し、2006年に卒業しました。ノンクリスチャンの家庭で育ちましたので、私の家族はまだ誰も主を信じていません。2005年1月に、神は私を救ってくださいました。9月からFIAの授業を受けています。主が私を贖ってくださり、義としてくださったことを心から感謝しています。

オルガ(18)
 2000年に、後私の親友となる少女に出会いました。彼女が「お母さんが責任を持っている教会の子供の集会に行こう」と誘ってくれました。教会に通い始めて、私はイエス様を私の救い主として受け入れました。去年私は高校を卒業し、牧師先生の勧めで、神学校に行く決心をしました。今FIAで、学んでいますが、私の願いは、神をもっと知ることと、子供伝道をしたいということです。

ルバ(47)
 天のお父様は、私たちの良い知らせを伝える為に、イエス様を罪によって滅びていくこの世に送ってくださいました。私たちは、いろいろな理由をつけて、この福音をのべ伝えることをしないことが多いですが、どのように伝えたらよいかわからないということもあります。この神学校での学びは、どのようにのべ伝えるかを学ぶ良い機会であると思います。2000年に私は主のもとに来て、洗礼を受けました。去年、私は聖書を学ぶことを決心しました。私の牧師が、推薦してくれて、9月からFIAで学んでいます。

アレクサンダー(45)
 2004年に私と同じ職場の友達が教会に誘ってくれました。2005年には、生ける神の教会のリハビリセンターに入りました。そこで数ヶ月過ごし、主イエスを救い主として受け入れました。そして、9月からFIAの聖書の学びをしています。

ロマン(28)
 1年ほど一緒に住んだ妻が、イエス様のことを話してくれました。その頃、私は時々教会にも行きました。でもその後、私は3年の刑を受けて、刑務所に入り、1年後に、保護観察となり、釈放されました。そして再び、私は教会に戻りましたが、今度は違う目的で教会に通うようになりました。私は自分の人生を完全に変えたい、そして、主に仕えたいと決心していました。神は、私をタバコと麻薬中毒から解放してくださいました。今の私の人生は、家族や親戚にも、イエス様の生きた証しとなっています。9月からFIAで学んでいます。イエス様を愛して、一生涯神様に仕えて生きて生きたいと願っています。

ラスラン(30)
 私の両親は、私が小さい時に離婚しました。私は、6年生までは良い子でしたが、そのあと悪い仲間に入ってしまいました。アパートに泥棒に入り、刑務所に3年間送られました。出所してからしばらくして、酒によって、麻薬もやっている時、列車にひかれて、39メートルも引きずられました。それによって、もう2年刑務所に入ることになり、その間に母は亡くなり、義理の父から、家を追い出されました。私は寝られる所ならどこでも、アパートの地下とか玄関などで、寝ました。食べ物を拾い集めて生きていましたが、いつも食べ物があるとは限りません。

 そのように暮らしている時、同じ仲間が教会に行こうと誘ってくれました。彼は、教会では毎週日曜日に、ただで食事をくれると言いました。行ってみると、その時子供の集会があり、神様の話をしているのを聞きました。とても、興味を惹かれましたし、食事もくれました。私には人生の目的も何もなく、イエス様を受け入れますかと聞かれたので受け入れました。しばらくして、水の洗礼を受けました。教会の人たちが、私の仕事を見つけるのを手伝ってくださいました。その後、牧師先生に聖書の勉強をしてみないかと言われました。私は今、人生の目的を見つけ、神を礼拝して生きる道を見つけたので、聖書の勉強をしたいと思い神学校に来ました。

バレリーイ(30)
 10年間私はスポーツの為だけに生きてきました。大学を卒業後は、小学校のスポーツ教師となりました。1994年に私は陸軍に入隊しました。1995-1996、チェニアの戦線で戦い「勇敢」の勲章をいただきました。1996年1月に負傷し、回復するまでオステガに送られ、そして家に帰りました。私は特殊部隊の訓練後、コザック隊に属し、昇進し、軍官にまでなりました。しかし、2000年に私は4年の刑で刑務所に送られました。釈放されてからは、犯罪グループのリーダー格となりましたが、2006年1月に私は、イエス様を私の救い主として受け入れ、その2ヵ月後にFIAで学ぶようになりました。12月に私は卒業します。私は、この世を捨て、イエスキリストの下に来たことを、決して後悔しません。神は私をお酒とタバコから解放してくださいました。私はすべてのことを神に感謝し、神に仕えたい気持ちでいっぱいです。

スヴェータ(33)
 私は1990年にペンテコステ教会で、イエス様を信じました。天のお父様は、私に聖霊のバプテスマを下さり、又水の洗礼も受けました。私の母にも証しして、今は彼女も私の2人の兄弟も主に仕えています。私の人生の中で、神が「私の羊を飼いなさい」と呼ばれた時がありましたが、その時は私は責任を負うのを恐れていました。そのために、私は神様から離れてしまいました。しかし、私が神に背を向けても、神はいつも私のそばにいてくださいました。何年も後に父なる神様は、私をご自分の所に連れ戻してくださいました。神は私をミニストリーへと召してくださり、今度は、イエス様が望まれる所ならどこへでも行こうと決心しました。教会ではワーシップリーダーをしています。12月にFIAを卆業します。

補足:バレリーイとステバは、FIAの学びの期間中に婚約し、2007年の中ごろに結婚する予定です。神学校は時として、新婚学校にもなります。

ナタリア(31)
 高校卒業後、私は大学で農業を勉強し、また会計士としての資格も取りました。しかし、経験不足で仕事が見つからず、工場でミシン仕事を3年間しました。人生を変えたいという願いから、私たちの家族は別の地方に引っ越しました。しかし、この試みは失敗に終わり、母はひどい病気になり、手術をするのに高額お金が掛かることになりましたが、私たちにはお金がありませんでした。私たちは追い詰められどうすることも出来ませんでしたが、神はすべてを見ておられ、私たちのもとに一人のクリスチャンの婦人を送ってくださいました。彼女を通して、私たちはイエス様を知りました。その後しばらくして、私たちは、プリモスキーカライに戻り、教会に通うようになりました。しばらく主と共に歩んでから、私はもっと神のことを知るために勉強しようと決心しました。このようにしてFIA に9月に入学しました。

アレクサンダー(29)
 小さい時から私は、神が存在すると知っていましたが、神を個人的には知りませんでした。陸軍に入って、その後仕事を見つけました。その職場で働いていた友達がイエス様のことを話してくれて、新約聖書をくれました。そのことを通して私は神を知るようになりました。1999年に教会に行き始めて、救われました。しかし、その頃は教会に毎週日曜日行って、聖書を読みましたが、そのほかの日は、私の生活はノンクリスチャンと同じ生活でした。けれども、だんだんそのように生きることが出来なくなりました。牧師先生が、ウゴルナヤのリハビリセンターの料理担当として働くことを勧めてくださり、2ヵ月後にFIAで学ぶ機会が与えられました。12月には卒業します。

オレシャ(20)
 1998年まで私は父母と家族一緒でしたが、その後父が刑務所に入りました。家族の一人を失い、母はお酒にはまり、持ち物を全部売ってしまいました。私は、何とか生き延び、2年ほど一人で暮らしていました。母は私と姉妹を捨て、出て行きました。6ヵ月後母から連絡があり、「生ける神の教会のリハビリセンターにいるので、私たちもそこに来ないか」ということでした。それで、私たちはウラジオストックに来て、2002年の4月から教会に通っています。2003年に私は洗礼を受けました。私は今、2年目の学びをしていて、12月に卒業します。すべてのことを神に感謝します。

ホームページ更新

 FIAのホームページを更新しました。FIAのこれまでの歩みや生徒、スタッフの証しなどもあります。オンラインでの献金もドル・円どちらでもできるようになりました。 

★日本事務局からのお知らせ:

 皆様の献金の結果、昨年2006年には2月、4月、9月、12月と4回にわたって(2000ドルx4) 合計8000ドル(約90万円)をウラジオストックに送金すること出来ました。ハレルヤ!  −サムー

  
お祈りください
    ● ディマ師のニュージイランド留学のための飛行機代と生活費が満たされるように
    FIAのアレクセイ&スヴェータ夫妻と家族(学長)、スタッフ、学生のために
    ● 学校の経営維持の為に月250,000円が満たされるように

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