極東ロシアでの

フェイス・イン・アクション聖書学校

ニュースレターの目標


信仰ミニストリーズのニュースレター 2000年4月

 日中も暖かくなり、春が近づいていることを感じます。私の住んでいる九州では春の訪れを告げる黄砂(中国からの砂が飛んできて、大気が霞む現象)が最近見られるようになりました。ウラジオストックでも春に向けて新しい出発をしようとしています。ニュースレターを皆さんにお届けする前に、メールで新しい情報を配信したいと思います。(常盤 剛)

3月の学生とスタッフ

主の御名を賛美します!
 いつもこの働きのために祈り、ご支援くださっていることを感謝します。前回ニュースレターを出してから2ヶ月になります。できるだけ毎月の発行をしたいと望んでいますが、ニュースの内容が十分に集まらないこともあり、皆さんにご心配おかけしていると思います。前回ニュースレターでお知らせしましたように、4/11〜4/14の間、ミッションバラバの鈴木先生とともにフェイス・イン・アクション(FIA)聖書学校を訪れることとなりました。この1ヶ月の間、このためにビザの申請、手続き、ロシア訪問の準備のために多くの時間を費やしていました。今回の訪問では、鈴木先生、通訳者のアリョーナ姉、浅野姉、常盤兄の4人のチームで訪れることとなりました。どうぞ一人一人の奉仕が祝福されるようにお祈りください。

アレクセイ牧師とディマ校長

モーリス師からのメール
学生について 

 ナホトカでのアウトリーチから戻ってきた学生やロシアの極東のいろいろな地域から集まって来た学生が集まって新学期が2/21にスタートしました。現在フェイス・イン・アクション(FIA)に23名の学生がいます。FIA聖書学校では、学生たちは、オークションで購入して以来、「自分たちの」聖書学校となり、大変喜んでいるようです。ですから、今までのように突然学校を追い出されるという恐怖感を持たなくて良くなりました。私たちがまだ建物を借りていたときは修理できていなかった、暖房、水の供給などが最近修理され、現在では正常に使えるようになっています。学生やスタッフ皆が、喜んでいます。

教師達について
 ビザに関して行政上の問題があって、現在海外からの教師はまだ来ていませんが、ウラジオストック近郊のスタッフや牧師達によって教えがなされています。この事はロシア人の方が教師としての責任を負う事ができるようになったという点で大きな証明になっていると思います。聖書学校校長のディマはアレクセイ牧師やセルゲイ・エレファンキン牧師、ミケイル・カスヤノフ牧師(刑務所伝道者)など多くの働き人を立派に支えています。私は5月にロシアを訪れて教えることにしています。しかしニュージーランドでの働きを立ち上げることにおいて多くの苦難があり、主は私のロシアへの訪問の回数を年に2回に減らすように示されています。即ち、次回ウラジオストックに訪れるのは5月の終わりで、前期の終了する2週間前に行くことになります。また6月9日に卒業式があります。その後に6月10日の現地でのマーチ・フォー・ジーザスに参加したいと思っています。

3月の学生

ミッションバラバ
 4月に鈴木啓之牧師をウラジオストックに招くことになりました。鈴木先生は以前はやくざであったのですが、クリスチャンになってからは「ミッション・バラバ」という伝道の働きをされています。今回常盤兄と一緒にウラジオストック行くことに行くことになっています。
 今回のロシア訪問には、代表の常盤兄、浅野姉、通訳のアリョーナ姉(日本で学生として過ごしています。)FIAでの教えとともに、鈴木先生には今回ウラジオストック近郊で顕著なリバイバルが起きているいくつかの刑務所を訪ねて貰うことにしています。ロシアの刑務所は結核が蔓延しているという、否定的なイメージがあるのですが、何百人もの服役者の男性、女性がイエス様を個人的な救い主として受け入れています。

再建築
 雪が溶ける数が月のうちに聖書学校のいくつかの建物の修理を始めます。この修復工事のために必要が備えられるよう、お祈りください。また工事のために5月から10月まで工事の奉仕をする方、また専門的に働く方の為にもお祈りください。具体的な計画としては学生の宿舎と教会の建物を修復することです。さらに子供たちのための宿舎や刑務所から出所してきた方が社会復帰するための施設を作りたいと考えています。

鈴木啓之牧師

感謝
 皆さんが快くささげてくださっていることに感謝します。おかげで現在すべての働き人をサポートすることができています。また聖書学校も毎日正常に機能しています。日本からのチームが4月に訪れるときに次回の支援金が渡される事になっています。

お祈りください。
 1.鈴木先生と日本からのチームによるFIA聖書学校と刑務所への訪問のため。
 2.牧師、働き人、極東から集まってきている学生たちへの継続的な支援のため。
 3.学生宿舎の修復のための必要が満たされるよう。
 4.建物を修復するために奉仕が集められるよう。
 5.新ロシア大統領プーチン氏の元でも、続けて宗教的な自由が確保されるよう。

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