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今年の前半のコースには17名の生徒がいましたが、数人は5月に卒業しました。9月からは23人の生徒が学んでおり、彼らのほとんどは男性で信仰的に落着いてしっかりした方々です。生徒たちは説教することも学んでいます。説教学のクラスでメッセージを用意し、教会のリハビリセンターでメッセージの御用をしています。また彼らはウゴルニャ村を回って祈りの歩行を行い、その町と国のリバイバルを祈っています。
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ビザのトラブル
ビザ発行に関しては、わたしは何年もの間、多くの場合神様がぎりぎりのところで、奇跡的に働かれたのをみてきました。しかしながら、ロシアの政府は非常に官僚的になっており、今回わたしは9月に渡航のためのビザをもらうことができませんでした。ビザをもらうためにはロシアからの招待状が必要で、それもFSB(もとKGB)のメンバーで構成されている宗教省と外務省の両方から承認されたものでなければならないのです。また最近のやり方では40日もの待機期間をもうけて宗教活動のために入国する人々を思いとどまらせようという戦略です。
12月の渡航のために数ヶ月も前にビザの申請をしましたが、教会の弁護士の強い働きかけのおかげでやっと11月はじめに(出発の4週間前に)ビザがもらえました。
もしわたしが観光ビザかビジネスビザで入国して説教や教えをしていたら地元の牧師たちに迷惑がかかることになりますが、規則に従がうことも大変手間のかかる厄介なこととなりました。
わたしのビザが下りたことを喜ぶとともに、どうぞわたしと共にロシア中で政府によりビザ発給が遅らされて、たいへん失望落胆している教会や牧師、宣教師のためにお祈りください。
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- ハドソンテーラーの幻
何年か前にわたしはこの幻のことを聞きましたが、ロシアの若い世代にミニストリーしているわたしにとってこの幻は、彼らをとおして世界中にインパクトを与えることができるかもしれないにとたいへん励ましとなっています。
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1889年、中国の宣教師であり、中国インランドミッションの設立者でもある英国人ハドソンテーラーは、休暇でイギリス帰っていました。ある日説教の途中突然説教をやめてことばを失い、目を閉じました。しばらくして彼はまた話しはじめ、そのわけを説明し始めました。
「わたしは幻を見ていました。この幻の中で世界を巻き込むような大きな戦争が起こっていました。それからこの戦争が終止しましたが、また戦争が始まり、実際には二つの戦争が起こったのです。その後わたしは多くの国に影響を及ぼすような暴動や社会不安が起こるのをみました。その中でわたしはいくつかの地域で霊的な覚醒がおこるのを見ました。ロシアでは国中を包み込むような、あまりにもすばらしく他で同じことは起こりえないであろうと思えるほどの霊的な覚醒が起こるであろうということを見ました。ロシアからその霊的覚醒は多くのヨーロッパの国々へと広がっていきました。その後わたしは、世界中で霊的覚醒が起こり、それがキリストの再臨へと続いていくのを見ました。」
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- ディビッド・ハッサウェークルセード
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ディビッド・ハッサウェー師は特に共産圏の国々に重荷を持っておられる英国の伝道者です。今年彼はロシア中で伝道クルセードを行い、ウラジオストックでもイースターの時期に24の教会が協力しました。フェイスインアクションの生徒達もポスターを張ったり集会の受付や会場係として奉仕しました。多くの人々がキリストを受け入れ、また神の力により癒された人々もたくさん起こされました。 |
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夏季宣教学校
8月にオーストラリアからの教会のグループが村々に教会開拓をするための宣教学校を開いてくださいました。多くの卒業生たちが参加し、励まされ、ロシアの人々にイエス様のことを伝えるためにさらなる訓錬を受けることができました。
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- 聖書的科学創造論
- 12月にわたしがロシアにいる間にアメリカ人の聖書的科学創造論者であるグラディー・マッマーティー博士を招くことができ幸いに思っています。博士はFIAで教えてくださると共にウラジオストックとハバロフスクでも集会が予定されています。
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卒業生の働き
2003年卒業のオレグ・F兄はロシアの北部地方に行き5つの教会を開拓しました。彼は以前何年もの間監獄で暮らしていましたが、イエス・キリストに出会いFIAで学んだ後彼の心はまったく変えられました。
二人のミカエル:ミカエル・J兄は他の生徒のように若くはありませんが、新しく教会を開拓することに対し情熱を燃やしています。J兄はミカエル・R兄を連れて共に伝道しています。R兄はFIAに来たときは読み書きもできない状態でした。他の生徒たちが読み書きを教え卒業することができました。現在この二人のミカエル兄は、プリモスキ地方で新しい教会を始めています。
イゴー・G兄(2002年卒業生)はイリナ姉(2003年卒業生)と結婚され、いまは二人でプリモスキ地方で教会開拓しています。
ニコライ・K兄は以前は犯罪者でしたが主に出会いました。彼は教会のリハビリセンターで訓練を受けた後、FIAに入学、この5月に卒業し、現在村で教会を始めています。
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ディマ兄の近況
前回のニュースレターでディマ兄のことをお伝えしましたが、私たちは彼の将来のためにニュージーランドで学びをさせたいと願っています。まだはっきりと決まっていませんが来年留学できることを願っています。
彼のお母さん、ニナ姉はカーメン・リョボロブ村にある教会の牧師ですが、転んで腕に大変な怪我をしました。そのために手術を受けるばずでしたが、薬に対してアレルギー反応が出たため手術ができませんでした。そのためお母さんの怪我が治るまで、ディマ兄が教会の働きを助けると共に治療費を払うためにいくつかの仕事をしなければなりません。どうぞニナ姉の回復のため、また経済的な必要のため、またディマ兄がニュージーランドのビザが取れるようにお祈りください。
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- お祈りください
- ● 12月2_19ロシアへ行くノエル先生のため
- ● 神学校のリーダーをしているアレクセイ夫婦とスタッフのため
● 学校運営のための毎月の必要のために。毎月約25万円
● ディマのニュージーランド留学の為の飛行機代と生活費のために。
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