極東ロシアでの
フェイス・イン・アクション

トレーニング・コース

(以前のフェイス・イン・アクション聖書学院)
ウラジオストック、ロシア
ニュースレターの目標

信仰ミニストリーズのニュースレター2005年3月

  

  
聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。」

テモテ3:16    

  

ノエル・モーリス

 70年間の間、神の言葉はロシアで禁止されていました。それから、祈りの答えとして、鉄のカーテンがはずされました。そして今、聖書は自由にロシアで手に入れることができますが、聖書を理解し聖書に生きることは、ロシアのクリスチャンの盛大の課題です。

 3月の始めに「フェイス・イン・アクション」の新しい学期が始まりました。去年からの学生達が戻り、新しい生徒達も神の言葉を熱心に学ぼうとしています。

 1992年以来私は50回くらいロシアに訪れています。私が神の言葉を教える時、若いクリスチャン達の心はオープンにそれを受け取り、変えられています。私達は、ロシアの教会の将来の指導者たちを育ているのです。

    

 
「しかし、信じたことのない方を、どうして呼び求めることができるでしょう。聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょう。宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。」

ローマ10:14 

   

 ペレストロイカ以来、ロシアでは多くの否定的な変化が起こっていると聞いています。犯罪、麻薬、アルコール、不道徳、そして家庭の崩壊などです。これらの問題をもとに戻すのはイエス・キリストの啓示と神の言葉を理解することによる信仰の成長によって、人々の心が変えられるしかありません。

あなたの祈りと経済的な支援によってこれからも「フェイス・イン・アクション」を支えてくださるようにとお願いします。

「フェイス・イン・アクション」卒業式 2004年12月

クリスマスの少し前に、7人の学生がフェイス・イン・アクション聖書学院を卒業しました。彼らは今プリモリア地方でいろいろなかたちで働きを始めています。

スベットラーナ H
卒業式が終わって彼女は両親のいるスクルゴバ村に戻りました。彼女は若者伝道を担当します。彼女のお母さんと義理のお父さんもフェイス・イン・アクションの卒業生で、今はその村で牧師をしています。

ミカエル Y
その年齢にもかかわらず、彼は無事聖書学院を卒業することができました。これから彼は、ザリコボーのリハビリセンターで働きを始めます。

ジュリー D
彼は以前犯罪者たちの間では顔の知れた人でした。聖書学院に入学する前は、麻薬乱用のため死にかけていました。今彼は全く新しい人になりました。彼は伝道実習期間、リハビリセンターで奉仕していまた。これから彼はナホトカのリハビリセンターで働きを始めることになりました。

ミカエル R
彼はジプシーの出身で、私達のセンターにきた時は読み書きができませんでした。リハビリを終えた後、しばらく彼は授業をただ聞いているだけでしたが、ある生徒が、彼に読み書きを教えました。今彼は、リビングガット教会で働いています。

ビクター S
彼は5年間モルモン教会に行っていましたが、神様が奇跡的に彼をそこから連れ出してくださいました。彼は今、リビングゴッド教会の宣教センターで仕えています。

ディマ V
現在彼は教会センターに住んでいますが、若者伝道のリーダーとなる学びを受ける予定です。そのあとパルティザンスクで若者伝道を始める予定です。

アレキサンダー K
ナホトカの近くのユジノ_モスコイにある母教会に戻りました。クリスチャンになる前彼は、ひどい麻薬中毒でした。これから彼は刑務所のミニストリーとまた麻薬中毒患者へのミニストリーにつく予定です。
*卒業式の赤い帽子とガウンは、アメリカ、オクラホマ州のレイマ・バイブル・カレッジより献品されました。

 

ディマ師のニュージーランド留学

 ディマ・Cは、1994年私達の聖書学院の最初のクラスの生徒でした。彼はまだ17歳でしたが、学院で学んでいる間18歳になったので勉強を続けることができました。彼はとても優勝な生徒で、いつも質問をしていました。ノエル先生もうひとつだけ聞いてもいいですか、といっていつもその後たくさんの質問を聞いてきたものです。

 デイマは伝道実地訓練にもう1人の生徒と一緒にカーメン・リョボロブ村に行きました。彼らはそこで教会をはじめ、卒業した後彼がそこの牧師になりました。デイマのお母さんもその後聖書学院で学び、今は彼女がそこの牧師をしており、80名くらいメンバーが集まっています。

 数年間の間、デイマはフェイス・イン・アクション聖書学院の校長を務め、いつも外国からの講師の通訳の1人でした。

 彼が18歳になって以来、ロシア軍は彼を召集しようとしています。デイマは心臓の病気があり、普通は召集から除外されるはずですが、病院が彼の記録を無くしてしまい、軍は彼の除外を認めようとしません。ですから、彼が28歳になるまで軍は召集を続けたため、彼は車の免許も、パスポートも取れず、外国旅行もできませんでした。28歳になって軍はやっとあきらめたようで、7月から1年間ニュージーランドのフェイスバイブルカレッジで勉強する予定です。
 デイマの学費は奨学金で支払われますが、飛行機代と1年間ニュージーランドでの生活費が必要ですので、献金を募っています。

  

新しい日本代表
 去年、フェイス・イン・アクションの新しい日本代表を探す必要が生じました。奈良県で宣教師をしているサム&恵湖・ベネディクト師がこの役をかってでてくださり、現在このニュースレターを翻訳し日本の支援者の皆様に郵送してくださっています。これからのこの働きのために尊い助け手を得ました。サム師は何年も前から影でロシアの働きの為に支援してくださっていました。現在は、ウラジオストックで1年間働きをされていたジョン・キャスカート師が日本で開拓された教会の牧師をしています。1993年にジョン師が始められた働きの基礎の上に、今のフェイス・イン・アクションは建て上げられています。
 それに加えて、サム師のお父さんのポール・ベネディクト師(日本の宣教師)は、30年程前私を横浜港のロシア船に伝道のため連れて行ってくださり、そのときから私のロシアに対する興味を起こさせてくださった方です。今年2月に天に召されましたが、信仰のヒーローである師に敬意を表します。


    お祈りください
    ● アクレセイ牧師家族の為に、フェイス・イン・アクションの生徒とスタッフのために
    ● 学校運営のための毎月の必要のために。毎月約25万円
    ● ディマのニュージーランド留学の為の飛行機代と生活費のために。
   
日本事務所
〒520-0853 滋賀県大津市螢谷5-22
信仰ミニストリーズ
日本代表 サム・ベネディクト
 E-mail
samhaehoybb.ne.jp
TEL/FAX 0
77-534-4779
ニュージーランド事務所
Faith Ministries
P.O.Box 12357
Hamilton
New Zealand
Director Noel Morris
 E-mail
noelfaithnet.co.nz

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口座番号 01150-8-74597
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