極東ロシアでの
フェイス・イン・アクション

トレーニング・コース

(以前のフェイス・イン・アクション聖書学院)
ウラジオストック、ロシア
ニュースレターの目標

信仰ミニストリーズのニュースレター2004年3月

「そのように、わたしの口から出る私のことばも、むなしく、わたしのところに帰って来ない。
必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたし言い送った事を成功させる。」

(イザヤ55:11)

 ペレストロイカの後、ロシアの教会とクリスチャンの立場が大きく変わりました。その多くは良い変わり方でした。しかし主な憂慮すべきことは、比較的純粋で、単純な教会に、多くの教理や教えが急速に入って来たことでした。

 明らかに、教会の大きさにおいてもクリスチャンの数においても、驚くほどの成長が見られます。友人のアレクセイ牧師は、以前は小さな家庭集会でしたが現在では40教会に成長し、2000名以上の信者になりました。
 この数年、信仰への規制と迫害が徐々に強まっているように感じます。これは特に共和国(以前の解体したソビエト連邦)においてよく起っていることですが、全般的には、今日のロシアにおいても教会に影響を与えています。

 このことは、市や地方の担当者によって大きく影響を受けることがよくあります。もし、担当者があなたの友人であるならば、かなり自由に働きを進めることができますが、もし親しくなければ、非常に難しくなると思います。

 ウラジオストックのフェイス・イン.アクション(FIA)に関しては、当局は聖書学院を閉鎖に追い込んだことで、勝利したと考えています。しかし、私たちの信仰は制度ではありません。生活そのものです。この地上のどんな力も、キリストの弟子を作ることや、ロシアの若者の心に神の言葉を語ることを止めることは出来ません。

「生きる神」教会でモーリス師の説教

アレクセイ牧師の奥さんであるスベタさんは、訓練コースの責任を取るようになりました。彼女は非常にすぐれた管理能力が与えられており、次々に生じてくる困難な問題を処理するために、多くの知恵が与えられています。

スベタさんの報告

 クラスは3月1日に始まりました。学生は12名です。月曜日にあと二人が到着します。6人の上級生がいます。生活環境が整っていないため、今学期は多くの学生を受け入れることが出来ませんでした。それは、もっと多くの学生を受け入れた状態で、もし政府が調査に来たら大きな問題になるからです。学生たちは非常にすばらしく、霊に燃えており、学習意欲を多く持っています。

 学生のビクターさんはかってはモルモン信者で、ローマン牧師のリハビリセンターに入っていました。現在学生で彼は非常に喜んでいます。もう一人の学生のミカエルさんはバプテスト教会に10年間いましたが、聖霊のバプテスマを受けました。月曜日には、少数民族出身で医者の学生が来ます。リハビリセンターから2人の学生が入学しました。一人はサーシャさんで、以前は喫煙やその他の問題を抱えていましたが、彼は2日前「今になって本当に悪魔が自分をどのような地獄に導こうとしていたかが分かりました。もうこれからは煙草も酒も飲まない。神様に仕えたいです。」と言いました。これらの送られた学生たちを感謝しています。

 上級生は実習伝道から帰って来ました。オレグさんは最高です。彼はレソザボスクのリハビリセンターにいました。主に在って成長しています。

 毎土曜日には、学生全員はギデオン聖書協会と共に、病院や老人ホームに新約聖書を配布します。また毎土曜日と日曜日には新しい教会へ奉仕に遣わすようにしています。今では学生はイースターに備えて聖歌隊に加わっています。幸いなことに、多くの学生は音楽が出来ることです。

 4人の学生は毎朝5時に起きて、学校の必要のために祈っています。学生の中から「楽しみクラブ」に参加しているチームがあります。「楽しみクラブ」とは、地方教会の間で争われるゲームです。

 今年学生の中ですばらしいリーダーが与えられました。彼は責任感が強く、みんな彼を尊敬しています。彼は学生たちの中心的な存在であり、ピースメーカーでもあります。学生たちはサッカーやバレーボールなどのスポーツのために運動具が与えられるように祈っています。兄弟たちは特に重量上げの道具のために祈っています。毎日学生たちは学生寮の建築のために祈っています。スタッフは交代で学校に宿泊し、学生たちの世話をしています。

 私たちの唯一の問題は経済的なことです。月曜日までは十分にありますが、それ以後は断食をしなければなりません。現在はいわゆるハネムーンの時ですが、後には衝突があるかも知れません。


ロシアの11月 

モーリス師の旅行


 2週間のロシアでの困難な、しかも楽しい時を過ごしました。ほとんど毎日午前中と夜は講義しました。週末には夜行列車でハバロフスクの宣教師を訪問しました。ウラジオストックでは時々雪が降り、しかも少ししか積もらず、気温は零下211度でした。しかし、ハバロフスクで10センチの積雪があり、私が行った村はもっと積もっていました。


 「バイブルトレーニングコース」は順調に進んでいるようです。今日の唯一の制約は、「建物の中には
15名しか宿泊してはならない。」と言う保険安全局からのものです。ですから現在、通学している1組の夫婦を含めて17名の学生がいます。


 最初の1週間は「病人をいやす」ことについて教えました。ロシアにおいては、いやしは非常にすばらしい伝道方法です。当局はそれを理解できないし、コントロール出来ないために非常に嫌っています。しかし、人々は緊急な必要に迫られており、その多くの問題の根は霊的なところにあります。

てんかんの霊から解放された


 聖日の礼拝で牧師は、「病気の友人を月曜日の夜の集会に連れてくるように。」と励ましました。
50人以上の人々が教室にすし積めになり(15名の学生を含めて)ました。いくつかの癒しが行なわれました。一人の男性は左腕を自由に上げたり、動かしたりすることが出来ませんでしたがいやされ、手に感覚が戻って来ました。他の婦人はてんかんの霊から解放されました。多くの人々が背中や足の痛みから解放され、全員が喜びながら帰って行きました。


 最後の2週間は「み国の生活」について、マタイ5,6章から多くのクリスチャン生活の基本的な教えをしました。しかし、多くの学生は主にあってまだ若いために、これは非常に必要な大切な教えです。


 私は学生の証しをテープに録音し、文章にしています。中にはおどろくような物語があり、自殺直前に救われた経験を持っていたり、数人は皆無所で救われました。共和国や一人はジプシーからの学生もいます。


 コンピューターを整理整頓に多くの時間を費やし、インターネットをしました。幸いにも電話回線やインターネットは新しくされ、町のどの分野よりもよく通じるようになりました。

手に感覚が戻って!


バレリー兄弟
 私はバレリーです。1962年にウラジオストックで生まれました。私の祖父母がクリスチャンだったため、5歳の時からイエス様を知っていました。バルショイ・カンメン市で育ちました。1990年よりポグラニチニ村に住み、約1年前にオレグ牧師のところに来て、2002年にイエス様を受け入れました。オレグ牧師は私を聖書学院に送りました。私はもっと心を主に開くことが出来、主に仕えることが出来ると思います。

イゴール兄弟
 私はイゴールです。
36歳です。私はウクライナのハーコブ市で生まれました。1985年にアフガニスタン戦争に行きました。1991年にプリモスキー地方に来ました。麻薬販売人となり、お金を儲けましたが1994年に逮捕され、1年間刑務所に入りました。刑務所から出ると、再び町で麻薬を売るようになりました。

 2002年の12月には、そのような生活に飽きてしまい、ナホトカの教会に助けを求めて行きました。その時、教会で婦人のアグロ ー集会があるのを知りませんでした。イラ・ボロサトバさんが私を主に導いて下さいました。少しずつですが、私は変わり始めました。リハビリセンターを出て20033月に聖書学院に来ました。神様を讃美します。

ポーリナ姉妹
 私はポーリナです。私はイチチンスケブ地方のマゴチャ市から来ました。22歳です。イエス様を信じる前は、「私はすべてのことをあらかじめテストします。」と話していました。そのような告白をしていながら、私は妊娠してしまいました。その男性は私から逃げて軍隊に入りました。私 は自殺さえも考えましたが、感謝なことに、あるアドベンチストの婦人を通してイエス様を信じました。今では赤ちゃんとイエス様が与えられています。現在聖書学校で学んでいますが、もっと神様に仕えることが出来ると思っています。

ニナ姉妹
 こんにちは。わたしはニナです。41歳でプリモスキー地方のボイコ村に住んでいます。子供の頃から、何につけても問題がありました。多くの病気にかかり、人々から拒絶され、いじめられました。27歳の時から何も出来なくなりました。人生の半ばにして主人と息子を失い、友人も失いましたが、生まれてからずっとイエス様や神様は現実の方であることを、実感していました。2年前のある日、イエス様を受け入れました。そして教会を通して現在の聖書学校に入学することが出来ました。


お祈りください。

    • アレクセイとサビタ牧師の家族、FIAのスタッフと18名の学生のために。
    • 学校運営のための毎月の必要のために。25万円
    • 新しい学生寮建設のための必要のために。

日本事務所
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日本代表 サム・ベネディクト
 E-mail
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