極東ロシアでの
フェイス・イン・アクション

トレーニング・コース

(以前のフェイス・イン・アクション聖書学院)
ウラジオストック、ロシア
ニュースレターの目標

信仰ミニストリーズのニュースレター2003年11月

聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。

(2テモテ3:16‐17)

最初のステップは聖書を持つことです。

第2のステップは聖書が

何を言っているかを知ることです。

1994年を振り返って

 ロシアに対する重荷は、私がクリスチャンになってからすぐに始まりました。私のヒーローはブラザー・アンドリューで、彼は鉄のカーテン下の世界に聖書を密輸することでした。私はロシアの教会のために祈り、聖書を届けロシアが変わるように祈りました。

 鉄のカーテンが崩壊し、1992年に神様が私をロシアに導いて下さっっても、ロシアに神様の言葉である聖書を運ぶことは最大の懸案だと感じていましたが、聖書が普及するようになると、聖書の教えを理解することが次の課題となりました。

 最初の学期が終了した後、私がロシアの伝道で最も感動した出来事の一つだったと思います。

 私の友人でアメリカの宣教師のジョン・カスカート師は、ロシア語の聖書を購入し、ウラジオストックに船便で送るためのコンテナーのために、資金を集めました。このコンテナーは6月に到着し、あまり問題なしに税関を通過しました。

 その午後、そのコンテナーを聖書学院にトラックで運びました。このことは本当に信じることが出来ないほどでした。聖書を満載したコンテナーですよ!私たちは待ちました。それまでロシアでは、時間通りにことが運んだ例が、ありませんでした。

 聖書を満載した6メートルのコンテナーがどれほど重いか、想像出来ますか?出来ないでしょう?クレーンの運転手も想像できませんでした。クレーンで持ち上げようとするのですが、失敗しました。コンテナーの扉を開く唯一の解決は、一部を取り出し、別の倉庫に保管することでした。鎖を整え、聖書の包みを一つ一つ他に移すしかありませんでした。

 約半分の荷物が運び出された時、やっとクレーンはコンテーなーを地上に下ろすことが出来ました。聖書を数えてみると、32,000冊の聖書がありました。牧師や学生たちのための、特別な学習用聖書も多くありました。

 ロシアの地でこのように多くの聖書を持っていることが、どんなにすばらしいことであるかに気付き、私たちは共に集まって、聖書を与えてくださった神様の御名を賛美いたしました。

 これらの聖書はウラジオストックの教会や近郊の町々に配布され、多くのロシアの人々に喜びを分かち合うことができました。


聖書とオレグ

 オレグさんは犯罪人でした。罪を犯したために、東シベリヤの刑務所に送られました。31才で、彼の人生の計画とは全く別の方向でした。刑務所で、彼はイスラム教徒と宗教について喧嘩をしました。オレグさんは、自分はオーソドックスの信仰を持っており、イエス様から遠く心は離れていても、自分の考えを証明しようとしました。キリスト教はかれにとって表面的でした。オレグさんもイスラム教徒も、自分達の主張を証明することが出来ませんでした。知らないうちに、聖霊はオレグさんの心に働き始めました。刑務所の中で、「自分はイエス様について何を知っているだろうか?」と自分に問いかけた結果、「自分は何も知らない。」との結論を出しました。彼は聖書を通読する決心をしました。

 刑務所にはすばらしい図書館があり、彼は聖書を借りて一人で読み始めました。読むにつれて、神様が自分に語り、神様がどんなに力強い、すばらしい方であるかを、理解させて下さっていることに気付きました。彼は神様と個人的な関係を持ちたいと願っていましたが、どのようにするか、誰も教えてくれませんでした。彼は聖書を読み続けました。

(オレグさんの残りの物語をホームページで読んでください。英語のみです。)
http://homepages.globe.net.nz/faith/fiapages/rspages/oleg.html

聖書とエヴゲンニさん

 1994年のハバロウスクの駅でのことです。エヴゲンニさんともう一人が外国人の旅行者から窃盗を計画していました。その外国人とは私のことです。警察官は彼が逃げる時逮捕しました。私の若い通訳者がエヴゲンニさんに小型の新約聖書と小さなトラクトをあげました。

 エヴゲンニさんはロシアの東海岸のソヴィエトスカヤ・ガバン市の刑務所に送られました。しかし、彼は小型聖書を読み続けました。目を覚まし、食事をし、寝る以外に何もすることはありませんでした。徐々に神の言葉が彼の心に深く入り始めました。

 ペテロ牧師が刑務所伝道に行ったとき、エヴゲンニさんはイエス様を神事受け入れました。最初彼は自分の犯罪に対して弁明しようとしましたが、聖霊に罪責感に迫られてついに泣き崩れました。彼は裁判官に手紙を書き、罪を認め、有罪であることを認めました。イエス様は彼を内側から解放してくださったのです。

 「わたしは新約聖書を持っていました。しかし、何も理解出来ませんでした。わたしは見ていましたが、見えていませんでした。聞いていましたが、悟りませんでした。しかし今は祈りの中で、永遠の生命を主に感謝しています。イエス様は私の人生をも変えて下さり、私を精錬し、態度も思いもを変えて下さいました。過去の生活に戻りたいとは思いません。」



モーリス氏の日本への旅行

 モーリス氏は、ウラジオストックのFIAで教えに行く前に、11月12日より25日まで、サポートして下さっている日本の教会を訪問する予定です。

 彼はスケジュールは東京から始まります。FIA日本代表者の田園牧師と時間を過ごします。それから名古屋、大阪、神戸に行きます。ロシアの働きを忠実に支えて下さっている多くのクリスチャンや教会があります。モーリス氏の日本滞在期間、出来る限り多くの教会やサポーターを訪問したいと願っています。

 11月22日から12月4日までウラジオストックの学院で教えます。FIAの国際理事のニュージランドのアリスターリース師は、将来の学院の計画と戦略のためにモーリス氏に合流する予定です。

 モーリス氏が旅行中は収入が定まっていません。神様は彼と奥様のエディス経済的な必要を満たして下さるか少し心配です。


お祈りください。

    • アレクセイ牧師と彼の家族のために。FIAのスタッフと24人の学生のために。
    • 学院の経済的な必要のために。毎月2000ドル(日本円25万円)が必要です。
    • 新しい学生寮の経済的な必要のために。
    • モーリス師の日本、東ロシアの旅費と家族の必要のために。

日本事務所
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日本代表 サム・ベネディクト
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