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この9月から新学期がは6人の上級生と14人の下級生で始まりました。これらの若いロシア人の学生は、将来の極東ロシアの伝道のために熱心にみ言葉を学び、準備しています。 他のロシアの聖書学院での卒業生の約15%が直接伝道に関わるのに比較して、FIA卒業生は地方教会と超教派での奉仕は60%にも上ります。ですから私達はこのFIA聖書学校の働きが主に大きく用いられていることを知り、日々励んでいます。 |
残念ながら、学院建設は人々を建て上げることと同様に、思うようには進んでいません。建設の進み具合は遅く、冬の到来前に使用出来るとの希望は徐々に薄らいでいます。外壁は完成しました。先日理事会の建設の改正案では、
^ 献金とボランティア−の建設チームの募集を続けてもらうこと、
_ 来春、雪解けと同時に建設を開始することに決定しました。
この計画を念頭において、建物建設のために、これからも続けてお祈りと献金のサポートをお願いいたします。これと同時に、学院の毎月の食物などの経済的な必要と、冬の到来に備えての暖房費などの必要のために覚えてお祈り下さい。金額の大小にかかわらず、皆様の尊いご献金はロシアの学生にとって、かけがえのないものです。
ニュージランドからウイリアム(グラント、ゲイル)ご夫妻が3ヶ月間ウラジオストックのFIA聖書学院で奉仕をしました。その3ヶ月のほとんどは、夏休みだったのですが、この期間、建設に関する情報収集とアドバイスをすることが出来ました。ご夫妻は多くの信徒との交わりと、共に祈りの時を多く持ちました。ハイライトは中国との国境にあるカーメン・リュボロブ村のいくつかの教会で奉仕を持ちました。ウラジオストックの教会でのセミナーにも奉仕を持ちました。 9月の学院でのクラスが始まると、聖書を教えると同時に、祈りや霊的な指導も行いました。 ご夫妻は来年ウラジオストックに戻り、教えと学院建設のために奉仕をする予定です。 |
ディマ師と数人の学生が伝道した結果、1994年にカーメン・リュボロブ村に教会が設立されました。その数年後、ディマ師の母がFIA聖書学院で学び牧師になりました。 貧しい地域ですが、生き生きした教会で近隣の村に積極的に伝道しています。 |
セルゲイ兄、ナタ−シャ姉、ディマ師は学院を運営しています。まかないはラリサ姉が責任を持っています。 ナターシャ姉は事務の責任を持っています。最初、彼女は未信者でしたが、すぐに信じて近くの湖で洗礼を受けました。 |
アレクセイ牧師は、教会を牧会と自らの結婚10周年記念を祝いました。二人の娘さんのクリスティ−ナとマリナです。 私がアレクセイ師に最初に会った時は、召された牧師の後任者として就任した時でした。ここ数年間で、小さな家庭集会から数百人の教会にまで成長しました。「生ける神の教会」の下に30教会が誕生しました。その一つはアレクセイ師の母教会よりも大きくなっています。これらの30教会はプリモスキ−地方の村や町にあります。 |
ウラジオストックの15の教会は一般の映画館で「ジーザス」の映画を計画しています。20万枚ほどの招待状が配付され、大々的な宣伝がなされました。予想もしなかったことですが、ロシア正教会が、新聞やテレビやラジオを通して、「ロシアは外国人の宗教派閥に脅かされている」との宣伝をし、人々に宗教的な敵意と問題の種を植え付けています。 多くの教会の連盟で計画されたこの「ジーザス」の映画は、すでに市長によっても許可されています。憲法でも州の信教の自由でも保証されていますが、ロシア正教会はプロテスタント教会とカトリック教会の信教の自由を脅かしています。 つい最近まで教会側は政府の宗教省との良き関係を保っていましたが、その態度が一変しました。ロシア正教会の「宗教派閥に関する専門科」であるアレキサンダー・ドボーキン師が悪影響を与え、偏狭した宗教研究家のビクトリア・ボンダレンコ氏が宗教省で勤務し始めました。 ウラジオストックの教会の指導者達は、知恵と一致を祈っています。またロシア正教会の指導者達が悔い改めて、彼らの主にある兄弟への敵意を放棄するようにと祈っています。 |
今年の10月、モーリス師が始めてロシアに行って以来、10年目を迎えました。この10年間を振り返り、ロシアで神様が成して下さったことを思うと、心から神様に栄光を帰し、イエス様に感謝しかありません。
ニュージランドのフェイス聖書学院のデス.ショート師は12月にFIA聖書学院で教えることになっています。デス師は12月の卒業式を行ってくれます。
この数年間にわたり、FIA聖書学院の学生のために、何度か書籍を寄贈していただきました。私達は特に、メアリー・ルース・スワープ博士、ロス・ツーリー師、メイご夫妻の心からの寄贈を感謝いたします。
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