極東ロシアでの
フェイス・イン・アクション聖書学校

ニュースレターの目標
信仰ミニストリーズのニュースレター2001年11月

悩める世界のチャレンジ

 悩める世界への挑戦今日、この悩める世界にあって、時間と祈りと経済と努力を、神を知らない国に、神の国を宣べ伝え、投資する時です。イエス様は「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。信じてバプテスマを授け、あらゆる国の人々を弟子としなさい。」
 1994年に「フェイス・イン・アクション聖書学校」の創立以来、約100人の兄弟姉妹が聖書と、クリスチャンのライフスタイルの学びと訓練を受けました。彼らは町や村に出て行き、伝道に励んでいます。多くの人々が悔い改め、イエス様を信じました。このレポートには、これらの青年達が、信じていることを実行に移す時、どのようなことが起こっているかの、すばらしい証しをいくつか掲載しました。彼らはすべてをささげ、イエス様が全ての必要を満たして下さることを信じ、イエス様に従って行きました。そして、神様は全てを満たして下さいました。しかし、神様は祈りと献金することにおいて、あなたを彼らのパートナーとし、福音が効果的に、速やかに伝えられるようにと、願っています。
 そうする事により、今日の世界に恐怖をもたらそうとしている悪魔に対する、私達の反撃なのです。恐れと絶望の代わりに、愛と希望のメッセージを、極東ロシアの人々に届けることが出来ますように助けて下さい。

アレクセイ牧師、ノエル・モーリス、ディマ校長

 この6月にFIA日本代表の田園牧師が、ウラジオストックに行き、聖書学校で講議し、9人の卒業生を送りだしました。他の数人の学生は、夏期伝道に遣わされました。9月に新しい学生が入学し、ニュージランドよりアリステア・リース牧師が1週間講義しました。校長であるディマ・チェルナコブ師、アレックセ・ミシェンコ牧師、他の数人のロシアの牧師がFIAで教えています。      (ノエル・モーリスより)

 モーリス師は、FIA聖書学校で2週間の講義をする前に、日本で10日間、各地の教会にて奉仕をいたします。彼のスケジュールは下記の通りです。

10月27日 オークランド発、成田着。
28日〜31日 習志野教会 礼拝説教 関東地方巡回
11月1日 浜松
2日〜6日 関西地方
7日〜18日 FIA聖書学校、ウラジオストック
18日 新潟、千葉
20日 成田からオークランドへ

校長のディマ・チェルナコブ師より

 ロシアの暑い夏の間、フェイス・イン・アクション聖書学校の学生は、実践伝道の機会が与えられ、すばらしい伝道の機会を持つことが出来ました。プリモーリア地方には教会のない多くの町や村があり、その全ての場所に伝道チームを派遣することが出来ません。けれども、私達の小さな伝道でも、驚く程の結果を得ることが出来ました。
 学生の伝道チームがある村に行き、路傍伝道をしました。この村は中国との国境に位置し、中継地点となっております。何千人という中国人の商人が、プリモーリア地方のロシアの町や村に入国して来ます。
 多くの民族が集まっているこのような町を、想像することが出来ますか。中国人のマーケットには多くの人々が集まります。しかし、この日は普段よりも多くの人が集まっていました。このマーケットの忙しさも手伝って、多くの客が来て買物をします。商売人は大きな声で客を招き、靴やパイや着物や電気製品などを宣伝します。今日、中国で生産される多くの商品は安いために、ロシア人も買うことが出来ます。しかし、村に住んでいる人は貧乏で、あまり買物をすることが出来ません。
 このようなにぎやかさの最中に、突然不思議な音が鳴り始まりました。入り口にいた2人が群集の注目を引いたのです。一人はギターをひき、他の人が「私の心をみたして下さったイエス様........」と歌い始めました。
 好奇心旺盛な人々が集まり始め、歌や話しを聞きに来ました。歌が終わり、若者が説教し始めました。群集はその説教に心を奪われました。
 このような伝道は学生の伝道期間にとっては、通常の出来事です。報告によると、毎日約1500人が路傍伝道の説教を聞きます。その中で700人ばかりが熱心に耳を傾け、150人がイエス様を信じ、受け入れます。もちろん、これはおおまかな数字です。しかし、残念なことはその多くは、教会につながりません。それでも、その村々の牧師先生方は、「その路傍伝道のおかげで教会が2倍になった。」と言いました。
 バラバシレバラ村は、ウラジオストックへのマリファナの主な生産地で有名です。その地方では、この村を小さなコロンビアと呼んでいます。一般に「もし、誰かがその村に伝道に行き、村から生きて出られたら、奇跡に近い。」とも言われています。3歳の子供から始まり、その村の人々は全員麻薬中毒です。暴力や不道徳な関係や児童虐待は、どの家庭にも見られます。彼らは3年間パンを焼いたことがなく、子供達はパンの味さえ知りません。
 私達の伝道チームがこの村に遣わされました。「1週間も続ければすばらしい。」と思っていましたが、3ヶ月ばかり経った今でも伝道を続けています。75%の村人が福音を聞き、30%がイエス様を救い主として信じ、受け入れました。最も大切なことは、現在そのバラバシレバラ村に、教会が建てられています。
 FIA聖書学校の学生は、あたらしい地域での開拓伝道をしています。福音を語るだけではなく、信者に教え、励まし、そして老人や貧しい方々を助けています。卒業生の80%は直接主に仕えています。教会を開拓している者や、教会を建て上げるために、牧師を助けています。
 FIA聖書学校は、この収穫の畑で、主にあって多くの必要に答えています。私達はプリモー地方とロシア全土に働き人を訓練し、遣わすために、皆様の祈りと経済的援助と参加を必要としています。

教会からの道


モーリス師の家族のニュース
 1999年に日本を離れて以来、あまり家族のニュースを知らせていません。多分皆様は「モーリス先生家族はどうなっているのだろう。」と思っていることでしょう。この2年間ニュージーランドのハミルトン市に住んでいます。そして、ハミルトンシティーエリム教会に出席しています。私(ノエル)はニュージランドで、信仰テープの働きを始めました。これは非常に困難な挑戦でした。あまりビデオ伝道をしている団体が少ないのですが、テープを売りながら生計を建てるのは困難です。しかし、忠実なる方、主を見上げた時、すべての必要が満たされています。私は4つの大きな聖会のビデオテープのために忙しくしています。
 イーディスは新しい家がとても好きです。また、彼女は問題を持った人々のためにカウンセリングを行っています。また、知的障害者のための仕事をしている、グレスランド会社の役員として働いています。

ノエル、イーディス、ヨナ、リンダー、イザヤ、ケビン


 今年のハイライトは、娘のリンダと夫のケビンと2人の孫(イザヤ、ヨナ)が、6月にアメリカからニュージランドに移住しました。自分達の仕事や学校や教会や新しい友が見つけるまで、私達と一緒に住んでいます。彼らはニュージランドの新しい生活に馴染んでいます。


お祈り下さい。
1。FIA聖書学校の教師、スタッフ、学生のために。
2。学校の経済的必要のために。一ヶ月に約2千ドル(日本円で25万円)です。
3。FIA聖書学校の改修費用のために。2500ドル(30万円)のために。
4。FIA聖書学校の卒業生のロシアの伝道干ようのために。
5。11月モーリス師の旅費のために。1300ドル(15万6千円)のために。
6。モーリス師の旅行中にイーディス師の生活費のために。現在テープの販売により、多少の収入があります。
7。田園師の日本でのFIAの責任が果たせますように。

感謝します。
 皆様の祈りと献金により、FIA聖書学校は、神様の器となる人々を訓練し、育てることが出来ます。卒業生を通して、神様はロシアの希望もない人々に触れ、イエス様の愛に導き、生ける希望を与えています。

日本事務所
〒520-0853 滋賀県大津市螢谷5-22
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日本代表 サム・ベネディクト
 E-mail
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TEL/FAX 0
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